« 結手構 | トップページ | レの字(逆丁字)立ち »

白蓮中段構

少林寺拳法の体構えには、白蓮八陣・義和九陣の合わせて17の構えがある。
その中で、最初に習うのは白蓮八陣の中の白蓮中段構(別名:開足中段構、正面中段構)であるが、この白蓮中段から始まる法形はない。
普通は左前か右前になり、前後の動きに弱い白蓮中段に構えることはない。
では何故、白蓮中段を最初に習うのか?
それは、基本の体の動かし方を覚えるために、バランスが取りやすい安定した形になるためだ。
初心者が左前や右前から突き蹴りをしても、バランスが悪くまともに行えないだろう。
突き蹴りどころか、振り子(振身)すら出来ないだろう。
やはり少林寺拳法は護身術であるから、攻撃の中にも護りを考えなくてはいけない。
だから、開足で左右に足を広げて構え、バランスをとり易くして振り子を覚えるである。
そして、振り子等の体の使い方を覚えてから、左前や右前に変えていく。
この白蓮中段構になる時の注意点は、爪先は正面を向けるのではなく、やや外向きにすることである。その上で、膝を絞るのだ。
そうすることで、左右への振り子が早く大きく、そして安定感がでてくるのだ。
この白蓮中段構えから、左に45度向けば左前中段構に、右に45度向けば右前中段構になる。
向きたいほうの足だけを外側に開けば、自然とレの字立ちになれるのだ。

さらに、この状態から「前屈立ち」「後屈立ち」「猫足立ち」「伏虎立ち」と立ち方を変え、手を作れば、全ての体
構えにつながる。


« 結手構 | トップページ | レの字(逆丁字)立ち »

Ⅰ.基本」カテゴリの記事

コメント

>爪先は正面を向けるのではなく、やや外向きにすることである。その上で、膝を絞るのだ。

おっと、この前の練習会でまんま注意していただいたことですた。
忘れず実践してきます。

投稿: カンベエ | 2010年1月 5日 (火) 14時22分

>爪先は正面を向けるのではなく、やや外向きにすることである。

そうだったんだ!!過去に聴いたことがあった。すっかり忘れてた(小生、この程度のものです)早速、本日の稽古から実践します!

『あらはん』創刊号、新井准範士(当時)の解説から引用「~爪先が極端に外に開きすぎないようにすること。~」

この文面から「やや外向き」が解釈されるところです。

投稿: 万年○拳士 | 2010年1月 5日 (火) 14時23分

>カンベエくん

意識的なことを、無意識のままにできるように、体に染み込ませよう!

投稿: まんじ丸 | 2010年1月 5日 (火) 14時25分

>万年○拳士さん

あらはんは読んだことないんですが、ちゃんと昔から伝えているんですね!

投稿: まんじ丸 | 2010年1月 5日 (火) 14時25分

爪先は正面からやや外向きの間と習いました(中野先生に)。実際にやって見ると、正面でもやや外向きでも、変わりはないと思いました。
あと大事なのは、足の親指の付け根あたりに体重を乗せることでしょうか。
空手は安定感を重視しているところが多いようですが、少林寺拳法は素早く移動出来るように構えるのが特徴です。

投稿: ジンジン | 2015年2月 8日 (日) 21時17分

ジンジンさん

爪先が正面でも外向きでもというのは、その場での突き蹴りには大きな差は私も感じまてせん。

少年部の8級科目の正対構えからの内受突や上受突のように行う場合は、千鳥への踏込がしやすいと感じています。
だから、左右の中段構え等でも、そのように意識してます。
ホンの僅かな差ですが、「先」の違いを意識した時に私には合っているなと・・・

ちなみに、私の場合の「やや外向き」とは、第一指(足の親指)が正面向くくらいです。

投稿: まんじ丸 | 2015年2月 9日 (月) 11時15分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 結手構 | トップページ | レの字(逆丁字)立ち »