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蹴り方の新旧

蹴り方は突き方ほどの新旧の差はないものの、やはり変化しているようだ。
特に、蹴上と廻蹴は変わったように感じる。
それは、突きと同じで冴え(引き)が弱くなっているということだ。
これも胴突きと同じく、着胴の意味は攻撃部位の確認と作りの確認にとても有用だと思う。
前足底で蹴ることが冴えを出すことに重要なポイントで、蹴足を引くには足首が曲がっている方が楽なのだ。
足首が曲がった(生きた)状態で蹴るには、前足底が出ていないと爪先蹴になる。
クツを履いた状態なら爪先蹴は有効だが、裸足の爪先蹴は突指や骨折などの危険がある。
前足底での蹴りは当身の五要素である「当身の速度」を満たし、ケガも防げる蹴り方なのだ。

蹴り方で注意された時の言葉

・蹴足の膝を胸元に引き付ける。
・前足底を出す。
・蹴り足の五指を開く。
・膝のスナップで蹴る。
・蹴った後、踵で尻を蹴る。
・音が鳴った時には、足が地に着いているように・・・
・膝を絞る。
・腰を入れる。(水平軸と鉛直軸の使い分け)
・蹴りの冴えで、相手の道衣を脱がせる。

上記以外にも幾つかあったが、蹴り方の種類で違うことな
ので省略します。


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Ⅱ.剛法」カテゴリの記事

コメント

蹴り方の基本で忘れていたものを思い出させて貰い、新たに試したくなりました。
膝のスナップ・・・かなり重要な基本と感じました。
足で道衣を脱がせる・・・このイメージは頂きました。
ありがとうございました。

投稿: トミー拳 | 2010年4月19日 (月) 14時11分

>トミー拳さん

基本を正しく長く続けている先生方は、ものすごく年配でも、膝より先の動きが見えません。
これは、膝のスナップで蹴っているため、冴えが鋭いのでしょうね。
そして、見ていて軽いんですよね。
突きも蹴りも同じですが、バンって当てるんじゃなくて、ポンと当ててます。
道衣を脱がせるのは、燭火法と同じで、鋭い冴えによって真空をつくることです。
蝋燭の火が手前に引っ張られて、真空になって小さく消えていく。
道衣は上ではなく、手前にはだけてくる。
そんな当身が、少林寺拳法の特徴だと思います。

投稿: まんじ丸 | 2010年4月19日 (月) 14時12分

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