Ⅵ.法話

卍の書き方

漢字としての卍の書き順ではなく、開祖が教えられた卍の書き順であり、卍の意味を理解するための書き方です。
書き方は教わりましたが、意味まで尋ねていませんでしたので、卍の表裏については独断と偏見によるものです。
いつか、師に尋ねる機会があったら、その時に更新します。
また、他に何か知っていることがありましたら、ご教授下さい。

【卍の書き方】

卍には表裏があり、それぞれ意味がある。
表卍には愛や慈悲を、裏卍には力や理知を表してある。
地球の自転の方向を基準として考えると、表裏の意味が分かってくる。
地球の自転は右廻りに動いている。だから、太陽や星は左廻りに動いて見える。
だから、自己を中心とする動きである力や理知などの能力は右回りの裏卍で表され、それに対する、他へ発する愛や慈悲心という与える心は表卍で表されるのだろう。

そういう理由から「拳禅一如」や「裏卍」は右側に、「力愛不二」や「表卍」は左側に掲げられるようになっているのだと思う。

卍の書き順は、図のような順で書かれる。
先ずは天から地へ縦線をひく。続いて陰から陽へ横線で十字をきる。あとは、天から発された力が円を描くように筆を進めていき、力の流転を表現するのだ。
愛や慈悲なら左廻りに、力や理知なら右廻りに書いていく。

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『幸せ』とは

人には、これが揃えば申し分ないといえることがある。

それは、『健康(心身)』『人間関係』『仕事(奉仕)』『経済力』の4つだ。

まずは、心身ともに「健康」なことである。
健康体でなければ、やりたいことも制限されてしまう。五体満足であることは、何よりも幸せなことである。ハンディキャップを抱えていても、健全な精神を持っている方は輝いている。心身ともに「健康」であることは、至極幸せなことである。

次は、「人間関係」である。
家族や親戚だけでなく、友人など「仲間」がたくさんいることは、とても力強いものである。喜びや悲しみを一緒に分かち合うことができる仲間がいることは、大変幸せなことである。「信用」とは信じることを用いること。極端に例えるならば銭の貸し借りみたいなものだ!「信頼」とは信じて頼れること。人から「信用」ではなく「信頼」される人間になりたい。親しみあい援けあえる仲間を増やし,善縁を運び育てる努力をしよう。

それから、「仕事」である。
仕事とは本来、奉仕のことである。人には、得手・不得手がある。「自分の得意なことを用いて、相手の望むことをしてあげること。」であり、自分が不得手なことを得意とする人にしてもらい、それに対してお礼をする。これが、仕事の始まりなのだ。与えることに喜びを感じることができるよう、余裕を持てたら素晴らしい。

最後に、「経済力」である。
どんなキレイごとを言っても経済苦がある現代においては、やはり生活する上では何かと必要になるものだ。あるに越したことはない。

この4つが合わされば『四合わせ』、つまり『幸せ』なのだ!

10年以上も前のお酒の席での法話でしたが、少林寺拳法の教えである「自己確立」と「自他共楽」の二法門は、『幸せ』への究極の道しるべなのだと改めて実感したことを、今でも強く覚えています。

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